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ジャニーズは10代のうちに通っておけ

優しくなりたければ強くあれ

世界の感想。

やっぱり浮かぶのはスティードのスリランカ回だった。

スリランカ回っていうか「自分に刃を向ける人を抱きしめられる大人であれ 」に対しての感想が以下。

「なんでぇ…悲しい…」ってことを言ってるだけなので特に必読ってわけじゃないです。

ティードの感想。私は刃を向けられてはいないから、あなたがそれを愛そうと私は愛するつもりはないとなってしまう。

すべてに「いいんだよ、いいんだよ」と言いたいのに、多分シゲはそれを求めている訳ではなくて、誰かの慰めに甘んじるんではなくきちんとその感情に、言葉に自身で向き合ってこそだと思ってそう。

勝手な想像だけどね。でもそうやって考えてしまうほどに、私が彼から感じる優しさって「逃げない」ことなんだよな。 

2年前、シゲ部がWhite円盤の初回特典への要望の窓口みたいなものになっていた時、憤ることがあったんだけどシゲはやっぱり優しくて、どんな言葉もひとつひとつ受け止めたんだなと思ったら、そんな思いして欲しくないのにって悲しくなった。今でも悲しい。 

 

これは本当にすごく私的なことで、シゲが本来話したいようなことではないかもしれないけど。 

当人とそれに向かっていくものの問題だから実際私に出来ることなんて全然なくて、だからこそシゲが「抱きしめる」と表現したようなことを当人がやるしかないんだけど、わかってるんだけど、大切な人が刃を向けられる姿をただただ見ているしかできない現状がすごく悲しい。

今でも思い出す度悲しくなる。

「私は刃を向けられてはいないから、あなたがそれを愛そうと私は愛するつもりはないとなってしまう。」なんて強がりみたいなもので、本当は「私が愛さずともあなたはそれを受け入れる」という状況が存在するだけで嫌で嫌でたまらない。

子供のように駄々をこねればそんな状況無くなるのかな。無くなるなら大人気なんて捨ててしまえるけどそうはいかないんだよな。

 

って、思ってたのが「世界」を聴くまで。

私は加藤シゲアキのことを神と喩えることはまったくしないし、むしろ神々しさを纏えば纏うほどにヒトであることを強く感じるような人だなと思ってる。思ってたんだけど、そんなもん比じゃないくらいヒトだった。生々しくて、青臭さの滲む人間味溢れる人だった。

手がけた歌詞にその人の本質が全て描かれているわけではないというのは重々承知しているけど、それでもその人の持ちうる思考の欠片が自然と散りばめられるし、だからこそ「己を切り売りする」という言葉が当てはまる。

これは感想というにも、解釈と呼ぶにも値しないほどあまりにも感情的に決めつけているものなので私の妄想みたいなものなんですけど。

 

加藤シゲアキ加藤成亮を書いたのが「世界」だ。

発売前に更新されたコメントで彼が言っていた「四畳半の自分の生きていく世界」、四畳半というのは概念的なもので、手が届く範囲の感情思考の置き場所という感じがした。

その中で問う「刃を抱く覚悟はあるのか」、ぐらついた存在意義と"強くあれ"の誓い。己の熱さを冷やかすな、誰にも託せぬ夢を諦めるには早すぎる。

 

どうして私は、彼がすんなりと「自分に刃を向ける人を抱きしめられる大人であれ」という思考を産んで我がものにしたんだと思ったんだろう。どうしてその"大人"が、年齢や立場で定義付けられるものではないもっと抽象的なものだと気付けなかったんだろう。

 

あくまでも「世界」が答えだと言いたいわけではなく、それこそ妄想の中で見出しただけのものを発表してるだけなんだけど、思い考える中で生まれた疑問だったり自己保身を無理やり説き伏せて奮い立たせたものだったんだなって、そう考えたら「その覚悟と一緒に受け入れたい」と思えるようになった。

加藤シゲアキであり続ける彼のことが清濁併せ呑んでしまうくらいに大好きで、だからこそ、なぜこれからつけられるかもしれない傷やそれに伴う痛みすら抱きしめようとしたのかわからなかった。納得のいかないものは呑み込めなかった。でもやっと腑に落ちた。

 

多分、彼は実際刃を抱く姿を裏側に隠したままこれからも生きていくだろうし、私は時折それを浮かべて悲しくなる。でも簡単に至ったわけではないその信念を、愛しているからと否定したり受け入れないようなことはしたくない。これは誰かに強制してはいけない、あくまでも私の思考、私の信念。自己との対話で「貴様が世界だ」と歌う彼に倣って、私の世界を確立しよう。

 

って思いましたヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

久々の更新が妄想想像で申し訳ないてへてへぺろぺろ〜ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。