こんにちはNEWS

ジャニーズは10代のうちに通っておけ

慶ちゃんって呼べない

小山慶一郎ってなんで慶ちゃんなの?

  • このブログでは小山慶一郎を"慶ちゃん"と呼べない同志を常時募っております。
  • 口頭はもちろん、文面でも呼べない方大歓迎。

わかってるんです。そういう愛称があるのも、そう呼ばれて長いのも、みんなが親しみを込めて呼んでいるのも、もはや自然に呼んでしまうのも、わかってるんです。
K.K.Kityの頃の小山慶一郎を見ても、NEWSがデビューしたての頃の小山慶一郎を見ても、「慶ちゃん」と呼ぶに相応しい軽さと可愛らしさがあるのはよくわかってるんです。
もう当たり前の愛称。

増田さんが"まっすー"と呼ばれるように、加藤さんが"シゲ"と呼ばれるように、……ちょっと手越さんは置いとこうか!

とにかく、小山慶一郎は"慶ちゃん"。紛れもなく。



呼べない……。



わたしが小山慶一郎を認識した時はもうニュースキャスターとして確かな地位を築いていて、髪型も髪色も落ち着いていて、31歳で、"慶ちゃん"ってより"小山さん"だった。
どんどん好きになっていろんな部分を知っていった。

フレンチトーストで1日を始めるということを知っても
「僕の愛するシゲちゃんです♡」という紹介の仕方を聞いても
ディズニー関連のぬいぐるみを複数所有していることを知っても

(最近のネタばかりという時点で知識量が伺えますね)
とにかく何を知っても揺るがない"小山さん"だった。


「それでもいいや」、過去の小山さんがいくらチャラかろうと、可愛らしかろうと、リアルタイムで追いかけている小山さんは"小山さん"。
そう思っていたんだけど、気持ちがグラッグラになるほど動揺することが起きた。
QUARTETTOツアーのレポート写真やWS映像でアンコールでの服装を見てしまった。


そう、






うさ耳バンダナでステージに上がる小山慶一郎(32)がそこにいた。







動揺した。ものすごく動揺した。

私の行った初日、札幌公演ではしていなかったはずなんだ。
四銃士の時に横から見た輪郭の美しさで私の足場を引き抜いた小山慶一郎はそんな可愛らしいことしていなかった。愛のエレジーの時に赤を基調とした妖艶かつ男らしいパフォーマンスを見せた小山慶一郎はそんなことしてなかった。
してなかったじゃん!!!!
私が様々なメディアで見たうさ耳バンダナという女子ですら人を選ぶキュートなアレンジ。
それを、あの1984年5月1日生まれ満32歳の男性がしれっと行いしれっと似合い「可愛かった〜♡」と言われる世界って一体……?
いやめちゃくちゃ可愛かったけどさ!?


うさ耳バンダナをつけ、パーカーの裾からTシャツを出し、さらにバンダナでまるでスカートのようにし、その下から伸びる細い脚。
ゆったりとしたパーカーは、上半身に筋肉があるとはいえ全体的には線の細い小山さんの身体をより華奢に見せ、こんな女の子いたら学園祭準備とか絶対楽しいだろうな、と学生でもない私に思わせた。正直錯乱してた。


錯乱した末にふと、「慶ちゃんって呼びたい」と思ったんです。
だってあの小山さんは"慶ちゃん"じゃん!!私が発作を起こしたように漁ってる過去の"慶ちゃん"とはまた違うけど紛れもない"慶ちゃん"だよ!!
いや勝手に呼べよって話なんですが、自意識が邪魔をする。シゲの元へお帰り。


己の中で"小山さん"という呼び方を定着させてしまった以上、"慶ちゃん"と呼ぶには照れもあるしなんかドキドキするし何より私なんかが呼んでいいのかな……。
つい最近まで地方におけるevery.の認知度の低さを体現したような人間だった私がいきなり好きになってお金を落とすのはまぁ等価交換なので良しとして、"慶ちゃん"って呼ぶなんて……そう呼ぶことに対してお金払わなくていいの?タダなの?払わせて。

("まっすー"や"シゲ"と呼ぶのに抵抗がないのはまた別の日考える)(シゲのことも最初はずっと"加藤シゲアキ"って呼んでたけど)



呼びたい。でも呼べない。まだ先は長いしこれから呼べるようになる心境の変化があるかもしれない。でも今のうちに慣れといた方がいいのかもしれない。
日々葛藤しています。



冒頭にもありましたが、

このブログでは小山慶一郎を"慶ちゃん"と呼べない同志を常時募っております。


あと私のような人を出さないためにも地方でもevery.が、小山慶一郎がもう少し多く見られますように。
聞いてるかどさんこワイド、お前だよ!!!!

NEWSを知らなかった君へ

お題「NEWSを知らない君へ」

6人時代、その頃NEWSを好きだった友人へ何度も加藤成亮ってなんて読むの?」と聞いた。覚えられなかった。
途中から答えてもらえなくなった。
4人になった時、自分には関係の無い話だ、でも頑張って欲しいとだけ思った。


私には12年ずっと追いかけているバンドがある。それだけ長く全力で追いかけていると出会った人も多く、その中のひとりの友人がNEWSに落ちた。ジャニーズという間口の広いジャンル。不思議なことでもない。
友人から"手越くん"と"増田くん"の話を聞くことが増えた。話を聞くのは楽しかったけど、それだけ。


2015年、KAGUYAのMVを見て手越祐也の色気はなんだ!」と憤慨しMV付きのCDを探すも売り切れ。
悶々としてたらチュムチュムが発表された。NEWSに落ちた友人は困惑していた。歌詞を見せてもらい理由がよくわかった。
でも、好きなバンドも出演する音楽特番を見ていたらあの衣装を着てビル内を練り歩くNEWSがいた。
心の底から「かわいい!かわいい!」とはしゃいだ。嘘。言葉が出ないほど興奮してた。わたしは欲望に忠実に生きるオタクなので偉そうな人に後ろから腕を回す手越祐也がとにかくツボだった。

歌う姿が可愛かった。衣装が可愛かった。曲がクセになった。あと衣装が可愛かった。衣装が!!可愛かった!!
友人と、
「衣装かわいい!」
「考えたの誰だと思う?増田さん」
「天才!?!?!?」
のやり取りをはしゃぎながらするほど衣装がとにかく可愛かった。

NEWSが気になり始めて、KAGUYAが入っているアルバム「White」を購入した。SuperSONICにワクワクした。

福岡に住む友人は、「来年あるだろうNEWSのツアー、北海道行くから一緒に行こうね」と言ってくれた。
「ペンライトを振ってみたいからジャニーズのコンサートにいつか行きたい」というぼんやりとした夢があった私はその"来年"を楽しみにしていた。


そしてツアーが発表され、アルバム「QUARTETTO」が発表され、その前後だったかな、深イイ話小山慶一郎の密着取材があった。
every.の取材で訪れたのは私の住む地。運命かな。運命ってことにしとこう。
"小山さん"という人をきちんと認識した初めてのことだった。


アルバム「QUARTETTO」発売。ツアーもあるし……と思ってしっかり通して聴いたらWonderとかいう超エッジィなダンスロックと出会った。あとチュムチュム。やっぱりチュムチュムは良かった。

「ツアーのために!」と友人チョイスのシングルとカップリングを焼いたCD、10周年のBlu-ray、アルバム「NEWS」の特典、MCで話すかもしれないから直近の出演番組が送られてきた。

ちょっとずつちょっとずつ見ていると、キャスターで凛々しいと思っていた"小山さん"はチャラいし、いじられまくるし、はんぺんの上に乗ってるし、お寿司食べられないし、甘いものを狂ったように食べていた

イッテQとテゴマスの"テゴ"をしている"手越"は、イメージそのままの"手越祐也"だったり、真剣な顔をしてフットサルをしてたり、神経衰弱しなかったり、ファンに向ける顔が、言葉が、本当に愛おしそうだった。

テゴマスの"マス"をしている"増田さん"は、びっくりするほどミニ四駆が好きだったり、可愛いお歌が似合うお兄さんをしたと思ったら人が違うのかと思うほどかっこよくなったり、東京ドームでコンサートができる感謝を一生懸命伝えてエピソードをろくに知らないこっちまで泣かせにかかってきた

いつからかいつまで経っても覚えられない読みの漢字ではなくなっていた"加藤シゲアキ"は、曲に入り込んで超絶クールでとっつきにくそう……と思ったらシゲじぃになったり、カラス食べたり、あれ、この人小説書いてるんだよね……?


たくさんの映像を見せてもらい、迎えたコンサート当日。
3月26日。QUARTETTOツアーの初日。誰も内容を知らないまっさらな日。
昼過ぎに来る友人のためにグッズ列に並んだ。記念としてうちわとバッグとタオルと念願のペンライト。自分の分はそれだけでよかった。

会場に向かいながら、
「恋祭りしてほしいな」
「I.ZA.NA.I.ZU.KIしてほしいな」
なんて、ツアーでのセトリの定番なんて完全に無視した願望を話していた。
ありがたいことにスタンド前方で、会場を見渡せるほどステージが近かった。
初めてのアイドルのコンサート、というのも相まって、横にいる友人と一緒に緊張していた。

コンサートが始まり、二回上がるリフターでテゴマスのふたりが良く見えたこと、恋祭りとI.ZA.NA.I.ZU.KIをやったこと、Wonderがとにかくかっこよかったこと、歌詞が何を歌っているのかも知らない愛言葉の演出、とっつきにくそう……と思っていた加藤シゲアキが満面の笑みで手を振る顔、書ききれないほどすべてに叫んで鳥肌を立たせた。
あとソロが終わりはけていく時、加藤シゲアキが転んだ瞬間、ファンの「シゲちゃん大丈夫……?」の声に(シゲ"ちゃん"……この人は思ってるような人じゃない……?)って思ったのもついでに!
とにかく夢みたいなひとときだった。
思い出とか思い入れとか抜きにすると、正直今まで行ったライブの中で一番楽しかった。

ちなみに四銃士の小山さんの横顔に惹かれ、愛のエレジーの演出に惹かれた私は終演後、「小山さんの写真買ってきていい?」と友人に聞き、
小山さんと加藤さんと集合写真を買っていた(友人のコヤシゲ刷り込み教育のせいだと思う)


ホテルに帰って様々な写真、なにかの特典だというCD音源を堪能させてもらい、家に帰っても、どれだけ日数が経ってもあの夜のことが、あの興奮が忘れられなかった。
「新しいのは買うけど過去作は集めないな……」、そういう考えでいようと思った。

そこから3ヶ月。たった3ヶ月。所有する写真は200枚近く(ほぼ小山さん)、コンサートDVDはすべてを時系列順に見て、アルバムをすべて購入し、シングルも集め、4人になってからの10000字インタビューを全員分読み、雑誌はほとんど買っている。
同時進行でテゴマスも集め始め、お金はみるみるうちになくなり、同時に部屋がNEWSで埋め尽くされた。


嘘やん……………………。



NEWSを知らない去年の私へ。NEWSをろくに知らなかった3ヶ月前の私へ。

NEWSには時間すら忘れられる魔法がありました。辛いことすらなくせる魔法がありました。
背中を押してくれる力が、自然と笑顔になる幸福が、何倍にしてでも返したくなる愛がありました。
様々な"あの頃"を知らなくても、その一員になれることは一生なくても、それでも受け入れてくれる間口の広さがありました。
ファンからも、所属しているメンバーからですら力いっぱい愛されているグループでした。


そして、こんな自分語りを読んでくれたあなたへ。

NEWSと出逢えて毎日が幸せです。
ずっと応援している人がいるから私は今、NEWSを知ることが出来ました。
NEWSを好きになってくれて、NEWSを愛し続けてくれて、ありがとうございます。
これからも増えていくであろう私のような人たちと関わることがあれば、その時はよろしくお願いします。




余談ですが「チュムチュムの衣装衣装かわいい!」のくだりは今でもやってます。えっ考えたの増田さん?天才!!!!!!!